『To LOVEる -とらぶる-』は、矢吹健太朗(作画)と長谷見沙貴(脚本)による日本の漫画作品、およびそれを原作としたアニメシリーズです。
通称は『TL』や『とらぶる』。
本項では、スピンオフ作品『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』についても詳しく解説します。
物語は、平凡な男子高校生・結城 梨斗(リト)のもとに、宇宙から家出してきた王女ララが突然現れたことから始まるラブコメディです。
リトが密かに想いを寄せるクラスメイトの春菜を軸とした三角関係や、次々に登場する個性的な美少女たちとのドタバタな日常が描かれます。
『週刊少年ジャンプ』にて2006年から2009年まで連載され、全162話、単行本は全18巻で完結しました。
その後、物語はスピンオフ作品『To LOVEる -とらぶる- ダークネス』として『ジャンプスクエア』へと移籍し、2010年から2017年まで連載されています。
過激なお色気描写が最大の特徴
本作は少年誌の限界に挑むような、非常に過激なお色気描写が最大の特徴です。
いわゆる「ラッキースケベ」の宝庫であり、単行本では雑誌掲載時の修正が外され、より鮮明な裸体や下着の描写が楽しめます。
この過激さゆえに、海外では一部修正されたり、購入に年齢制限が設けられた地域もあります。
公式発表によると、『ダークネス』単行本1巻から16巻までに登場した乳首の総数はなんと1601個だとか。
結城 梨斗(ゆうき りと)
本作の主人公。心優しいが恋愛に奥手な男子高校生。
想い人である春菜への恋心が空回りし、なぜか他の女の子と際どい体勢になる「ラッキースケベ」体質の持ち主です。
銀河を治めるデビルーク星の第一王女。天真爛漫で、リトに一途。
リトの役に立とうと奇妙な発明品を次々と作るのが大好きですが、それらがトラブルの元になることもしばしばです。
リトが中学時代から想いを寄せる、清楚で恥ずかしがりやなクラスメイト。
実は彼女もリトに恋心を抱いており、互いに両想いの関係です。
『ダークネス』のもう一人の主人公。ララの妹で、ナナとは双子。
リトに好意を持ち、彼を中心としたハーレムの実現を企む小悪魔的な才女です。
相手の心の声が聞こえる能力や、植物と会話する能力を持っています。
伝説の殺し屋。全身を武器に変えるトランス能力を持ち、圧倒的な戦闘力を誇ります。
リトたちとの交流で心を開き、地球で平穏な生活を送り始めたことから、『ダークネス』での深掘りに繋がります。
テレビアニメシリーズ
これまでに4度のテレビアニメ化とOVA化が行われています。
制作は一貫してXEBECが担当しました。
To LOVEる -とらぶる-(第1期)
2008年に放送された全26話。オリジナル要素が多めの構成です。
もっとTo LOVEる -とらぶる-(第2期)
2010年に放送。全12話で、第1期から設定をリセットし、原作エピソードを再構成した形で描かれました。
To LOVEる -とらぶる- ダークネス(第1期)
2012年に全12話で放送。『ダークネス』の序盤をほぼ忠実にアニメ化しました。
To LOVEる -とらぶる- ダークネス 2nd(第2期)
2015年に全14話で放送。テレビ放送に収まらなかったエピソードは後日、特番としてまとめて放送されました。
OVA
テレビアニメ第1期の後、単行本の限定版に同梱される形でOVAシリーズがリリースされました。
テレビ放送よりもさらに過激な描写が特徴で、後のシリーズの方向性を決定づけました。
小説
ワカツキヒカルによるノベライズが「JUMP j-BOOKS」より刊行されています。
アニメや漫画とは異なる、オリジナルストーリーが楽しめます。
本作を原作として、複数のゲームがリリースされています。
To LOVEる -とらぶる- ワクワク! 林間学校編:ニンテンドーDS向けに2008年発売。
To LOVEる -とらぶる- ダークネス バトルエクスタシー:PlayStation Vita向けに2014年発売。「超快楽ハーレムアクション」がキャッチコピーでした。
To LOVEる -とらぶる- ダークネス グラビアチャンス:2017年より配信されたスマートフォン向けアプリゲーム。
物語を彩るユニークな設定の数々を紹介します。
ララの発明品
ララが作る機械は、どれも一筋縄ではいかないものばかり。
例えば、行き先がランダムで衣服だけを置き去りにする「ぴょんぴょんワープくん」や、一瞬で服を溶かす「着衣消滅ガス」など、その性能がトラブルを引き起こします。
「ごーごーバキュームくん」や「まるまるチェンジくん」といった、ゆるくて機能を連想させるネーミングも特徴です。
変身能力(トランス)
金色の闇や黒咲 芽亜が持つ、全身を自在に武器などに変える能力です。
これは体内のナノマシンによるもので、無制限に発動すると惑星をも破壊する「兵器」としての側面を持ちます。
闇(ダークネス)
ヤミの能力が暴走した状態。最強の変身兵器としての真の姿であり、『ダークネス』の物語の核心に関わる重要なキーワードです。
宇宙関連アイテム
物語にはユニークなグッズが多数登場します。
意志を持つグラビアカメラ「撮レビアン」や、性格をドSに変えるスプレー「ワルクナール・S」など、どれも一癖も二癖もある品ばかりです。
💬 コミュニティディスカッション
本当にこのアニメを大切に思っている人たちと語り合おう。