Dr.STONE

作者
✒️編集
Dr.STONE
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エピソード: 24
発売チャネル: TV アニメ
ストーリーソース: マンガ
発売日: 2019年7月5日
作品分類: アニメ
シーズン: 2019年7月の新番組
スタジオ: TMS Entertainment
フォーマット: TV アニメ
英語名: Dr. Stone
中国語名: Dr.STONE 新石紀
ドイツ語名: Dr. Stone
イタリア語名: Dr. Stone
スペイン語名: Dr. Stone
フランス語名: Dr. Stone
韓国語名: 닥터 스톤
ローマ名: Dr. STONE
リソース: 公式ウェブサイト

登場人物 (66)

全て
基本 徹夜(きのもと てつや)
基本 徹夜(きのもと てつや)
性別: 男身長: 155cm
誕生日: 1月29日
声優: はじめしゃちょー、福島潤
浅霧 幻(あさぎり ゲン)
浅霧 幻(あさぎり ゲン)
性別: 男年齢: 19
誕生日: 4月1日
声優: 河西健吾
石神 千空(いしがみ せんくう)
石神 千空(いしがみ せんくう)
性別: 男年齢: 16
誕生日: 1月4日
声優: 小松未可子、小林裕介
七海 龍水(ななみ りゅうすい)
七海 龍水(ななみ りゅうすい)
性別: 男年齢: 20
誕生日: 1998年11月11日
声優: 鈴木崚汰
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アニメシリーズ

Dr.STONE STONE WARS
Dr.STONE STONE WARS
発売日: 2021年1月14日
Dr.STONE 龍水
Dr.STONE 龍水
発売日: 2022年7月10日
Dr.STONE NEW WORLD
Dr.STONE NEW WORLD
発売日: 2023年4月6日
Dr.STONE NEW WORLD 第2クール
Dr.STONE NEW WORLD 第2クール
発売日: 2023年10月12日
発売日: [[[anime.release_date]]]

制作スタッフ (285)

全て
稲垣理一郎
稲垣理一郎
原作物語
依田伸隆
依田伸隆
監督 (OP1, OP2)
絵コンテ (OP1, OP2)
飯野慎也
飯野慎也
監督
各話監督 (eps 1, 23, 24)
絵コンテ (eps 1, 23, 24)
小森秀人
小森秀人
監督 (ED1)
絵コンテ (ep 11)
スタッフ一覧

コミュニティ制作

編集

『Dr.STONE』(ドクターストーン)は、稲垣理一郎(原作)・Boichi(作画)による日本の少年漫画作品であり、石化によって文明が失われた世界で科学の力だけを武器に文明再建を目指すサバイバルSF作品である。

2017年から2022年まで『週刊少年ジャンプ』で連載され、テレビアニメ・小説・スピンオフ・舞台など多方面に展開されている。

物語の舞台は、ある日突然の「全人類石化」から約3700年後の地球だ。

現代文明は一度完全に途切れ、「石の世界(ストーンワールド)」と呼ばれる自然豊かな原始世界に戻っている。

主人公は、超が付くほど理系脳の高校生・石神 千空

彼は石化の中で意識を保ち続け、復活直後から科学知識だけを頼りにゼロから文明を作り直そうと動き始める。

ジャンルとしては、少年漫画の熱さに、サバイバル・ファンタジー・SFを混ぜたような構成だ。

物理・化学・生物などの実在する科学ネタが、ギャグとロマンをまとって次々とクラフトされていくのが特徴である。

2024年10月時点で、電子版を含めた累計発行部数は1800万部を突破している。

小学館漫画賞少年向け部門など、各種マンガ賞も受賞し、国内外で高い人気を獲得した。

プロローグ:全人類石化と再始動(Z=1〜12)

高校生の大木 大樹は、幼馴染の小川 杠に告白しようとしていた。

その瞬間、空が閃光を放ち、地球上の人類は一斉に石化してしまう。

数千年もの間、意識だけを保ち続けた大樹は、やがて石化が剥がれ落ちて復活する。

目の前に広がっていたのは、ビルが崩れ、森に覆われた「人類消失後の世界」だった。

大樹は、すでに一足先に復活していた親友・千空と再会する。

千空は石化中も秒数を数え、経過時間や季節を推定しており、この世界が約3700年後だと断定していた。

二人は「科学の力で文明を取り戻す」という目的で協力を開始する。

石化解除の鍵が硝酸とアルコールの混合液(復活液)にあると突き止め、「人類再生」の希望が生まれる。

しかし、ライオンの群れに襲われた二人は、救援のために「霊長類最強の高校生」と呼ばれた格闘家・獅子王 司を復活させる。

司は圧倒的な戦闘力で猛獣を一掃するが、「汚れた大人はいらない」と主張する危険な選民思想の持ち主だった。

司は「純粋な若者だけのユートピア」を作るため、価値観の合わない大人の石像を破壊し始める。

科学で文明を復活させたい千空とは、価値観が真っ向から対立してしまう。

千空は司に「科学を捨てる」ことを迫られるが、頑なに拒否する。

その結果、首を折られ一度は死亡したように見えるが、首の一部に残していた石化を利用し、大樹と杠の手で復活を果たす。

千空は自分の生存を秘匿するため、大樹と杠に司のもとでスパイとして動くことを依頼する。

そして、自身は「科学王国」を立ち上げるため、単独で新たな拠点を目指すのだった。

第一部:STONE WORLD THE BEGINNING(Z=13〜45)

回想を交えつつ、千空が原始世界で一人でサバイバルしてきた過程が描かれる。

石器・火・住居・衣服・栽培など、いちいち原始時代から作り直す様子が、科学解説とともに描かれていく。

千空は、狼煙を上げていた謎の少女・コハクと遭遇する。

彼女に案内され、「石神村」と呼ばれる小さな集落の存在を知る。

石神村は、千空の育ての父であり元宇宙飛行士の石神 百夜たちの子孫が作った村だった。

村人たちは科学を「妖術」と呼び、文字文化もほぼ失われた原始生活を送っている。

千空は「科学王国」を作るため、村の信頼と人材を得ようと動き出す。

好奇心旺盛な「自称・妖術使い」クロム、超職人の老人カセキ、戦闘力抜群のコハク、子供のスイカなど、個性豊かな仲間を次々と引き込んでいく。

同時に、村の巫女・ルリを蝕む病を治すため、千空は「サルファ剤(スルファニルアミド)」の合成に挑む。

ガラス作り、薬品合成、水力発電、電球など、多数の科学クラフトが一気に揃っていく。

ルリ救出と村長決めの「御前試合」では、千空たちが知恵と科学ギミックで暴れ者マグマ一派を打ち破る。

最終的に千空が新しい村長となり、正式に「科学王国」が発足する。

ルリが病から回復した後、千空は彼女から「百物語」の最終話を聞かされる。

そこには宇宙飛行士・百夜たちが石化現象を免れ、無人島から文明の再出発を図った経緯と、「いつか復活する千空へのメッセージ」が刻まれていた。

それにより、石神村の人々は、自分たちの祖先の願いが千空の科学復興と人類救済にあると知る。

村は千空を支えるべき存在として団結し、「科学王国」は一気に加速していく。

第二部:STONE WARS(Z=46〜82)

一方、司は「司帝国」と呼ばれる勢力を築き、戦闘力の高い若者を次々と復活させていた。

やがて司の軍勢は、石神村の制圧に向けて本格的に動き出す。

千空側は、武力差を埋めるため「情報戦」を重視し、長距離通信ができる携帯電話(大型トランシーバー)を作る計画を立てる。

真空管やタングステン・フィラメントなど、昭和レトロ科学をゼロから組み立てていくプロセスが描かれる。

司帝国内部にいたメンタリスト・浅霧ゲンは、コーラを報酬に千空側へ寝返る。

彼の心理操作スキルは、人員勧誘や情報戦で大きな戦力となる。

完成した携帯電話を、スパイとして潜入していた大樹・杠のもとに届ける作戦も展開される。

途中、司帝国側の弓の名手・羽京や、リリアン推しの柔道家・ニッキーを取り込み、徐々に司帝国内部の亀裂を作っていく。

決戦の場は、復活液の源である「奇跡の洞窟」。

千空たちは蒸気自動車を改造した「スチームゴリラ号」で奇襲を仕掛け、洞窟を一時的に制圧する。

しかし、司と氷月が登場し、戦況は一気に緊迫する。

千空は硫酸・硝酸・石鹸からニトログリセリンとダイナマイトを作り出し、「科学の爆弾」を交渉材料に司と対等に渡り合う。

千空は「石化の治癒効果なら、脳死状態の妹・未来も救える」と司に提案し、両者は停戦に合意する。

だが、真の選民思想を持つ氷月が裏切り、司は重傷を負い、洞窟は崩落させられてしまう。

千空と司は一時的に「人類最強タッグ」として氷月と戦い、即席スタンガンでこれを撃破する。

戦争は終結し、司は石化の治癒力を利用するため、千空の作った冷蔵庫でコールドスリープに付くことになる。

第三部:大航海と宝島編(Z=83〜137)

司との争いを終えた千空たちは、「石化光線の発生源は南米にある」と推定する。

海を越えて真相に迫るため、「科学船ペルセウス」の建造を宣言する。

船長に選ばれたのは、世界的海運グループの御曹司で天才船乗りの七海 龍水

「世界は俺のもの」と豪語する超ポジティブ欲張りキャラだが、その欲望と統率力は科学王国にとって大きな推進力となる。

燃料となる石油を求めて、千空たちは気球で空から地形を新調査する。

スイカが懐いた油まみれのイノシシを手掛かりに、旧・相良油田付近の油の湧き出しを発見し、ガソリンを作り出す。

同時に、長期航海のためのパンを焼くべく、龍水の専属執事兼シェフ・フランソワも復活させる。

保存性と栄養を両立したパンや料理が次々に登場し、サバイバルメシのレベルが一気に上がる。

地中レーダーを応用して鉄鉱脈も発見され、大規模な製鉄も進む。

こうして科学船ペルセウスは完成し、石神村+旧司帝国の混成クルーで大海原へ出航する。

最初の目的地は、百夜たちが不時着した「宝島」。

石神村の青年ソユーズが幼少期の記憶から自分の故郷と明かした場所でもあり、そこには百夜が残した「宝箱」が眠っていると推測される。

しかし上陸してみると、島は「頭首」と呼ばれる支配者と、その側近イバラモズキリサメによる石化武器支配の島となっていた。

さらに、ペルセウスに残っていたクルーは島から投げられた石化爆弾により一斉に石化させられ、窮地に陥る。

千空たちは、島一番の美少女(自称)アマリリスや、実は頭首の息子だったソユーズと協力して、石化装置奪取の潜入作戦を開始する。

ドローン、拳銃、静音爆薬、インカムなど、科学ガジェットを駆使しつつ、心理戦と肉弾戦が入り乱れる展開となる。

最終的に、石化装置を巡る空中戦は「空飛ぶドローン vs 投擲石化爆弾 vs 反則級の執念」という綱引き勝負にもつれ込む。

千空はインカムを石化装置に取り付け、遠隔起動で黒幕イバラのみを石化させることに成功する。

戦いの後、島の人々は石化解除され、新しい頭首にはソユーズが就任する。

千空たちは百夜が集め続けたプラチナを手に入れ、「復活液の無限増産」という超チート科学を実現する。

本章:石化の真相とホワイマン(Z=138〜211)

科学王国は、プラチナを触媒にした硝酸製造機で、事実上無限に復活液を作れるようになる。

これにより、世界中の石像を復活させる計画「人類石化解除プロジェクト」が本格始動する。

だが、その最中、謎の電波が再び千空たちの通信をジャックする。

モールスで「WHY(なぜ)」と言い続ける声――龍水によりホワイマンと名付けられた謎存在だ。

音声解析の結果、ホワイマンの声は合成音声であり、千空と同じ声色を模していることが判明する。

さらに電波の到来方向から、その発信源が「月」であることが突き止められる。

千空は月に行くためのロケット計画を宣言し、世界規模の科学開拓に乗り出す。

コーン(アルコール源)、超合金、アルミ、数学、ゴムなど、ロケットに必須の「五つの街」を世界各地に築く構想である。

まずはアメリカのコーンベルトを目指し、ペルセウスは太平洋を横断する。

そこで待ち構えていたのは、かつて千空にロケットの基礎を教えた師匠格の科学者・Dr.ゼノと、元特殊部隊の狙撃手・スタンリー率いる武装集団だった。

ゼノもまた自力復活者であり、独裁的な科学国家「XENO科学王国」を築いていた。

彼は千空を「科学者としては高く評価しつつも、理想が甘い」と見なすライバルであり、武力による支配と人口選別を志向している。

飛行機・機関銃・空母化したペルセウス・潜水艇など、科学対科学の戦いが繰り広げられる。

千空側は司や氷月、龍水、ゲン、コハクなどのキャラを総動員し、「誰も殺さない勝ち方」を模索する。

やがて舞台は南米マナウスのジャングルへ移る。

そこには山のように積み上がった膨大な数の石化装置が存在し、千空とゼノはその構造解析に挑む。

時計職人ジョエルらの協力で、石化装置の内部が超小型ダイヤモンドを動力源とした精密機械であると判明する。

千空たちはダイヤ電池を再現し、石化装置を逆利用してスタンリー軍を巻き込む「全地球再石化」という荒業を実行する。

この作戦により、スタンリーを含め全人類は再び石化するが、事前に仕込んだ自動装置で復活液が割れ、たった一人だけ復活する者がいた。

それが小さな探偵役・スイカであり、彼女は7年もの孤独な年月をかけて復活液の再現に成功し、千空を復活させる。

千空が復活し、仲間たちも次々目覚めていく。

その中で、明らかに死亡していた氷月が石化解除で蘇生したことから、「石化は実質的に不老不死を与えるテクノロジー」であることが確信される。

これは同時に、「永遠の命を巡るディストピア」を生む危険な技術でもある。

千空と司、ゼノは、石化装置の秘密とその使い方をどう扱うかという、科学倫理の重たい問題にも向き合っていくことになる。

終決章:STONE TO SPACE(Z=212〜232)

ロケット計画は、いよいよ有人飛行フェーズへと突入する。

だがその前に、石化装置が勝手に起動する事件が発生し、監視とホワイマンの位置特定が急務となる。

千空たちはソーラーパネル付きの小型人工衛星を打ち上げ、宇宙望遠鏡で月面を探索する。

何度もの打ち上げ失敗を乗り越え、ついにホワイマンの群体がいる地点が特定される。

ロケットは往復航行のため、宇宙空間で合体させる「分割発射・軌道上ドッキング案」が採用される。

軌道計算のために龍水の兄・七海SAIが復活し、世界中の技術者がネットワーク(初期インターネット)上でCAD設計に参加する。

宇宙飛行士に選ばれたのは、科学担当の千空、戦闘+操作のスタンリー、身軽な戦士コハクの3人である。

司や龍水は候補だったが、「月に行くより地上の治安や航海で世界を守るべき」との判断から地上に残る。

幾度ものテストとトラブルを克服し、合体ロケットはついに月へと到達する。

千空たちは月面に降り立ち、かつてのアポロ11号の旗の近くで、ホワイマン――多数の石化装置が集合した機械生命体と対面する。

ホワイマンの正体は、「石化による永遠の命」をエサに、知的生命体に自分たちの保守と複製をさせるための宇宙起源の機械生命体だった。

彼らは酸素を嫌い、真空でなければ真価を発揮できず、自力でダイヤ電池を作れないため、知的生命体に寄生する形で生き延びてきた存在である。

千空は、ホワイマンの「生きて増える」という単純な本能を理解したうえで、ある交渉を持ちかける。

だが大多数のホワイマンは地球人を「不適格」と判断し、新たな宿主を求めて宇宙へと旅立ってしまう。

しかし、そのうち一体だけが千空の提案に興味を持ち、地球に残ることを選ぶ。

この石化装置は、後の時代、科学者たちが石化システムの完全解析や、ヒッグス場操作技術の学習に利用していくことになる。

数年後、人類社会は完全に復興し、各地の都市も再建される。

大樹と杠、クロムルリなど、長年のフラグを積み重ねてきたカップルたちの結婚も描かれる。

千空は世界中から集まった科学者たちと共に、石化技術からさらに進んだ「タイムマシン」の研究を始める。

目的はただ一つ、石化の余波で失われた過去の人々を救うため――科学は時さえも超えようとしている。

科学王国の仲間たち

石神 千空(いしがみ せんくう)

本作の主人公。

尖った白髪に冷静な瞳を持つ16歳の少年で、「唆るぜ、これは」が口癖。

科学オタクであり、物理・化学だけでなく、数学・医学・生物・地理など幅広い知識を持つ。

「科学は地道な探求」を信条とし、ゼロから文明を作り直すことに燃えている。

身体能力は普通だが、追い詰められれば自分の体力を限界まで酷使する根性も持つ。

合理的でシビアな計算もする一方、誰か一人を切り捨てるような選択はほとんどできない「甘さ」も魅力だ。

石化中も秒数を数え続ける執念で時間を把握し、復活後は「科学王国」を設立。

石神村・司帝国・アメリカチームなど、世界中の人材を引き込みながら、人類全体を巻き込んだ科学プロジェクトを主導する。

物語のラストでは、石化装置を解析した技術を応用し、タイムマシン開発に乗り出す。

石の世界から宇宙と時間へ――最終的には「Dr.STONE」の名で新世界の象徴的存在となる。

大木 大樹(おおき たいじゅ)

千空の親友で、物語序盤の視点役ともなる超脳筋少年。

身長189cm、体重95kgの大柄で、驚異的な体力と打たれ強さを誇る。

頭はそれほど良くないが、誠実さと真っ直ぐさでは誰にも負けない。

幼馴染の杠に長年片思いしており、告白する直前に世界が石化するというタイミングの悪さを持つ。

戦いでは基本的に攻撃をせず、防御と耐久で仲間を守るスタイル。

80kmを「フルマラソン2周」と捉えて走りきるメンタルなど、地道な作業を全く苦にしない。

司帝国ではスパイとして杠と共に潜入し、千空の計画を裏で支える。

終盤には世界復興後、杠と結婚し、ファッション関連の会社で「力仕事担当」として活躍する。

小川 杠(おがわ ゆずりは)

千空と大樹の友人で、明るく素直なヒロイン的ポジションの少女。

手芸部所属で、服作りや細かい作業に関しては右に出る者がいない。

「手芸は根気」が信条で、途方もない量の地味作業を喜々としてやり遂げる。

その能力は、壊れた石像の破片を延々と貼り合わせるという、復活の鍵となる地味すぎる大仕事で爆発する。

司帝国では復活者の服を短時間で作りつつ、裏では破壊された石像をひたすら修復し続ける。

これにより「壊された石像も復活させられる」という、人類救済にとって決定的な突破口を開いた。

世界復興後は、大樹と結婚。

ルリや未来と共にファッションブランドを立ち上げ、石の世界におしゃれ文化を再びもたらす。

浅霧 幻(あさぎり ゲン)

マジシャン兼メンタリストの青年で、「ゴイスー」「バイヤー」「ドイヒー」などの倒語を連発する軽薄男。

しかし実際は、心理操作と観察眼において作中トップクラスの頭脳派である。

司に命じられて千空の生死を確認しに来るが、千空の科学ロマンとコーラに惹かれ寝返る。

声帯模写が得意で、英語の歌姫リリアンの声を真似て司帝国の心を揺さぶるなど、情報戦で大活躍する。

基本的に自分の安全と利益を優先するタイプだが、信頼が成立した仲間のためには結構頑張る。

世界復興後は、外交官として世界各地を飛び回り、話術でトラブルをさばくポジションにつく。

コハク

金髪碧眼の戦闘少女で、石神村最強クラスの戦士。

視力が異常に良く、ライオンのような機動力を持つため、千空からは「雌ライオン」と呼ばれる。

病弱な姉・ルリのために温泉を汲みに行っていた際、千空と出会い協力関係を結ぶ。

直情的で乱暴に見えるが、情に厚く、理不尽には容赦しない性格だ。

戦いでは司や氷月には届かないものの、普通の戦闘員から見れば化け物レベルの実力者。

月に行く宇宙飛行士にも選ばれ、重力ゼロ下でも軽やかに戦う「宇宙武士」として活躍する。

復興後は、ほむらたちと共に警察組織に入り、護身術を教えながら世界の治安維持に務める。

クロム

石神村の「自称・妖術使い」で、科学に惹かれた少年オタク枠。

石や鉱物が大好きで、独学で九九(苦苦)や簡単な科学現象を理解していた。

千空と出会って「妖術=科学」と知り、全力で科学徒弟に乗り出す。

柔軟な発想力で、水車、ドリル、ロケットの構造など多くのアイデアを出し、千空の右腕の一人となる。

ルリへの想いが自身を自然と科学へ走らせていたが、本人は序盤それに気づいていない。

物語終盤ではタイムマシン開発にも関わり、完成したら結婚しようとルリにプロポーズする。

ルリ

石神村の巫女で、コハクの姉。

百物語を暗記しており、過去の文明や千空の名前まで知っている「情報の鍵」のような存在だ。

肺炎で長く苦しんでいたが、千空の作ったサルファ剤で回復。

その後は、巫女という役割から解放され、村人としてもアクティブに活動するようになる。

クロムのことは幼馴染として好意を持っており、昔のように気兼ねなく話せる関係に戻っていく。

最終回付近ではクロムから正式にプロポーズされ、FUTURE編で結婚式が描かれている。

スイカ

スイカの殻のような被り物をかぶった、石神村の子供。

近視(ボヤボヤ病)のため、殻の穴から見ることでピンホール効果を得ている。

「みんなの役に立ちたい」が口癖で、潜入・偵察・情報収集で大活躍する。

宝島やアメリカ編でも、誰も気づけない些細な違和感を見つけるキーパーソンとなる。

全世界再石化後に最初に目覚めるのもスイカであり、たった一人で7年間実験を続け千空を復活させた。

最終的に千空と共にタイムマシン開発にも参加する、作品屈指の「根気キャラ」である。

カセキ

石神村の超職人ジジイ。

白い長髭と筋肉ムキムキの身体が特徴で、物作りになると興奮して服が破ける。

千空が用意したガラスや金属を元に、理論上だけの図を現物の機械として成立させてしまう天才クラフターだ。

ガラス器具から精密真空管、船、ドローンまで、彼の加工技術なしでは科学王国は成立しないレベルで貢献している。

若い頃は変人扱いされて孤立していたが、千空たちと出会って心から楽しそうにモノづくりをするようになる。

未来編でも、タイムマシン関連の物理的なクラフトを担う「世界最高齢エンジニア」として健在である。

司帝国とその仲間たち

獅子王 司(ししおう つかさ)

「霊長類最強の高校生」と呼ばれる格闘家で、物理的には作中最強クラスの戦闘力を持つ。

子供の頃に理不尽な大人に暴力を振るわれた経験から、「腐った大人は不要」という極端な思想に至る。

妹・未来の脳死状態の治療費を稼ぐため、地下格闘などの荒事にも手を出していた。

石化後は、若者だけを復活させて新世界を作ろうとし、千空と対立する。

戦争終結後、未来を石化解除で蘇生させた直後に氷月に裏切られ致命傷を負い、冷凍保存される。

後に石化+解除で完全治癒し、以降は科学が悪用されないよう千空のために戦う「守護者」ポジションに転じる。

世界復興後は、治安維持の要として世界中から要請され、各国の紛争を鎮めるために飛び回っている。

氷月(ひょうが)

管槍(管流槍術)の使い手で、司帝国のNo.2。

物腰は柔らかいが、人間を徹底的にランク付けする危険な選民主義者である。

「優れた者のみを生かし、その他は不要」という思想を持ち、司が目指す理想郷さえ「甘い」と見なす。

弱者の命を軽んじ、自分の部下すら実験材料のように使い捨てる冷酷さを持つ。

司を殺す機会を狙い続け、未来を囮に司の心臓を貫いて一度は勝利するかに見える。

しかし、千空と司の共闘によるスタンガン攻撃で敗北し、のちに囚人扱いのまま科学王国に組み込まれる。

宝島編では、モズとのタイマンで圧勝するなど武力を見せつける。

スタンリーとの戦いで一度死亡するが、石化解除により復活し「石化=永遠の命」の証明となった。

西園寺 羽京(さいおんじ うきょう)

元・自衛隊潜水艦ソナーマンの青年で、耳が異常に良い弓使い。

司帝国の中では珍しく、「誰も死なせない」を信条にする温厚な人物だ。

音で人の位置を把握し、紙一重で外す射撃ができるほどの精密さを持つ。

千空たちの「死者を出さずに戦を終える」という提案に乗り、司帝国を裏から支えることになる。

最終的には科学王国の一員として、ソナーやレーダー運用で世界航海を支える。

復興後は、その人格と冷静な判断を買われ、復興政府の幹部に就任する。

上井 陽(うえい よう)

元・問題児な警察官で、石化の破片を仮面のように右目周りにつけたチャラ男。

「ウェェェイ!」が口癖で、自称・司帝国No.4の軽いノリの持ち主である。

トンファー術と逮捕術に優れ、戦闘力はマグマと同格とされる。

クロムを取り逃すなどヘマも多いが、なんだかんだで味方として頼れる場面も多い。

科学王国と合流した後は、マグマたちを誘って警察組織を立ち上げる。

ただし、真面目に働くかどうかは別問題である。

花田 仁姫(はなだ にき)/ニッキー

元・柔道選手で、筋肉モリモリな女性。

大のリリアンファンで、その歌に救われた経験を持つガチオタでもある。

千空たちの「偽リリアン作戦」をあっさり見破るが、本物のレコード音源を聞かされて涙し、千空側につく。

以降は、英語力と交渉力で北米での橋渡し役も務める。

復興後は大学に戻り、学生として第二の人生を歩む。

宝島の住民たち

アマリリス

自称・島一番の美少女。

子供のころ、友人を石化されて以来、頭首の石化装置を奪うために後宮入りを目指してきた努力家だ。

千空たちとの出会いで、より現実的な作戦を構築し、潜入の顔役として活躍する。

コミュ力と洞察力が高く、モズや島の女たちとの距離感の詰め方が絶妙である。

モズ

宝島最強のイケメン剣士。

表向きは頭首の忠臣だが、内心ではイバラを殺して島を乗っ取ることを狙っている。

純粋な喧嘩強さで言えば、コハクマグマたちを軽々と上回る。

ただし貫流槍術を会得した氷月には完敗し、その後は氷月に弟子入りすることになる。

キリサメ

石化装置を投げる役目を持つ、宝島の「石化兵器管理人」。

石化装置を一生守る役割のため、結婚も捨てた覚悟を持っている。

イバラに操られていたが、大樹の叫びによって真実を知り、石化されたのち千空に救われる。

その後はソユーズの命でペルセウスに同行し、世界冒険チームの一員となる。

アメリカ(XENO科学王国)の人物

Dr.ゼノ・ヒューストン・ウイングフィールド

元・NASAの天才科学者で、千空にとっては「ネット越しの師匠」的存在。

幼少期からレールガンを自作して逮捕された過去を持つ、筋金入りの科学馬鹿。

石化後は自力復活し、軍人たちと共にアメリカに科学国家を築く。

その科学水準は、機関銃・飛行機・ハーバーボッシュプラント製造など、科学王国を一部上回る。

千空の理想を「甘い」としつつも、科学者としての才能は高く評価している。

最終的には千空と共闘し、ロケットエンジン開発やタイムマシン研究にも深く関わる。

スタンリー・スナイダー

ゼノの幼馴染であり、元・アメリカ軍特殊部隊のスナイパー。

弾道計算を感覚でこなす化け物狙撃手であり、軍人としてのプロ意識も極めて高い。

千空を一度狙撃で撃ち抜くほどの腕前だが、任務以外の不必要な殺傷は行わない。

千空との対立の最中も、ゼノの安全と任務遂行のみを最優先するスタイルは一貫している。

全世界再石化後、月ロケットのパイロットとして復活させられる。

「敵から味方へ」という熱いポジションで、最後は千空と共に月に降り立つ。

ルーナ・ライト

お嬢様医学生で、自称「デキる女」。

有能な男と付き合うのが人生の目標という、分かりやすい打算型ヒロインでもある。

潜入任務で千空たちのもとに送り込まれるが、一瞬で千空に惚れてしまい、サクッと寝返る。

医療知識で千空の治療を担当し、恋人(自称)として周囲の反応を楽しんでいる。

チェルシー・チャイルド

地理学オタクの少女で、「頭の中に地球が丸ごと入っている」と言われるほど地形に詳しい。

空気を読まずズバズバ話す「ぶっこみキャラ」だが、悪意がないためあまり嫌われない。

アマゾンのジャングルや山脈を越えるルート設定など、地図面で千空たちを大いに助ける。

最終的には新世界の地図更新のため、世界中を飛び回ることになる。

この作品の大きな魅力は、現実の科学に基づいたクラフトが、きっちりロジック付きで描かれる点だ。

以下は代表的なクラフトやアイテムの一部である。

石化現象と石化装置

「全人類石化」という本作最大のギミック。

石化された人間は完全に石の姿になるが、意識だけは続いており、腐食や破壊がなければ復活が可能である。

石化解除には、硝酸と高濃度アルコールを一定比で配合した復活液(ナイタール)が必要となる。

石化解除の際に細胞レベルで修復が行われるため、怪我や病気、場合によっては心停止すら修復されてしまう。

石化装置(メデューサ)は、小さな輪っか状の人工物として登場する。

音声で半径とタイマーを指定し、投擲することで、その範囲内を一斉に石化する「石化爆弾」として働く。

内部は超小型ダイヤモンドを用いた精密機械で、電波吸収機能まで備えた高等テクノロジーだ。

終盤では、これ自体が宇宙起源の機械生命体・ホワイマンであると明かされる。

主な科学クラフト

石鹸・ガラス・鉄・硫酸など、文明の基礎となる物質はほぼ全部ゼロから作られる。

電池や発電機、水力発電所などのインフラ系も、実際の原理そのままに描かれている。

ねこじゃらしラーメン:雑草のエノコログサから作るラーメン。

村人たちを「労働力」として抱え込むための食のプロパガンダとなる。

サルファ剤(スルファニルアミド)

ルリの肺炎を治すための合成薬で、これを作る過程で大量の薬品・器具が揃う。

わたあめ機 → 金細線 → 真空管 → 携帯電話

甘いおやつが、最終的にハイテク通信機に繋がる「おいしい科学ロードマップ」が見どころ。

水車と水力発電

クロムのひらめきから水車が誕生し、「人力から機械力へ」という文明ジャンプが起きる。

スチームゴリラ(蒸気自動車)

蒸気機関で走る車で、のちに装甲車やモーターボートにも応用される。

ドローン・拳銃・戦車・レーダー・ソナー

宝島やアメリカ編では、科学と戦闘が濃く絡むクラフトが増える。

ハーバーボッシュプラント・フィッシャートロプシュ法

肥料と燃料を無尽蔵に作る近代化学工業の象徴。

コーンシティやバイオ燃料生産の基盤となる。

コンピューター(パラメトロン計算機)

半導体の代わりにパラメトロンと磁気コアを使い、ファミコン級の性能を実現する。

人工衛星・ロケット・宇宙望遠鏡

石器時代から数年で一気に宇宙開発まで駆け上がる、超ハイテンポ文明復興の象徴。

タイムマシン(計画段階)

石化装置のヒッグス場操作技術を応用し、時間の流れをいじる理論的装置として構想される。

漫画

原作漫画は全27巻で完結している。

本編のほか、百夜と宇宙ロボット・レイを主人公にしたスピンオフ『Dr.STONE reboot:百夜』も刊行された。

また、小説版や公式ファンブック『科学王国事典』、自由研究向けムック『Dr.STONEの最強自由研究』など関連書籍も多数ある。

テレビアニメ

アニメはトムス・エンタテインメント制作で、以下のように展開された。

第1期(2019年):

プロローグ〜STONE WARS前夜までを描く。

第2期「STONE WARS」(2021年):

司帝国との全面戦争から停戦まで。

TVスペシャル「Dr.STONE 龍水」(2022年):

龍水登場と気球による空からの地図作りまで。

第3期「Dr.STONE NEW WORLD」(2023年):

大航海編&宝島編、ホワイマンとの初コンタクトまで。

第4期(最終シーズン)「Dr.STONE SCIENCE FUTURE」(2025〜2026年):

アメリカ・南米決戦、月面編、エピローグのタイムマシン構想までが描かれる予定の完結パート。

主題歌・劇伴にはロックやオーケストラに加え、英語ボーカル曲なども多用され、科学ロマンとよくマッチしている。

舞台

『Dr.STONE THE STAGE 〜SCIENCE WORLD〜』として舞台化もされている。

石神 千空役は木津つばさが務め、科学実験と映像演出を組み合わせた「動く科学ショー」的なステージとなった。

脚本・作詞は浅井さやか、演出は伊藤マサミ。

舞台独自のキャラクター「ドクタロー」や、サイエンスショー風の演出で、原作の科学要素をライブ感覚で再現している。

ゲーム・コラボ

スマートフォン向けゲーム『Dr.STONE バトルクラフト』が配信された。

また、リアル脱出ゲーム「石の洞窟からの脱出」など、体験型イベントとのコラボも行われている。

科学館とのコラボ企画や、自由研究本など、教育寄りの展開も多い。

「楽しく学べる科学漫画」として、子ども向け教材的な側面も強く評価されている。

(編集履歴を見る)

(最後の編集時間: 2025年12月21日0:07)

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