ソードアート・オンライン

作者
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ソードアート・オンライン
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エピソード: 25
発売チャネル: TV アニメ
発売日: 2012年7月8日
作品分類: アニメ
シーズン: 2012年7月の新番組
スタジオ: A-1ピクチャーズ
フォーマット: TV アニメ
英語名: Sword Art Online
中国語名: 刀劍神域
ドイツ語名: Sword Art Online
イタリア語名: Sword Art Online
スペイン語名: Sword Art Online
フランス語名: Sword Art Online
韓国語名: 소드 아트 온라인
ローマ名: Sword Art Online
リソース: 公式ウェブサイト

登場人物 (105)

全て
アスナ / 結城 明日奈(ゆうき あすな)
アスナ / 結城 明日奈(ゆうき あすな)
性別: 女年齢: 15
誕生日: 2007年9月30日
声優: 戸松遥
桐ヶ谷 和人(きりがや かずと)
桐ヶ谷 和人(きりがや かずと)
性別: 男年齢: 14-17
誕生日: 2008年10月7日
声優: 松岡禎丞
リーファ / 桐ヶ谷 直葉(きりがや すぐは)
リーファ / 桐ヶ谷 直葉(きりがや すぐは)
性別: 女年齢: 15→17
誕生日: 2009年4月19日
声優: 竹達彩奈
クィネラ
クィネラ
性別: 女年齢: 363
声優: 坂本真綾
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制作スタッフ (70)

全て
川原礫
川原礫
原作
伊藤智彦
伊藤智彦
監督
各話監督 (OP1, eps 1, 14, 24, 25)
絵コンテ (OP1, eps 1-3, 6, 10, 14, 18, 25)
BUNBUN
BUNBUN
独創人物設計
渡辺翔
渡辺翔
主題歌の歌詞 (OP1)
主題歌作曲 (OP1)
スタッフ一覧

コミュニティ制作

編集

『ソードアート・オンライン』(Sword Art Online、略称:SAO)は、川原礫による日本のライトノベル作品であり、VRMMORPGを舞台にしたサイバーパンク風バトルアクションシリーズである。

原作小説を中心に、アニメ・漫画・ゲーム・イベントなど多方面へメディアミックス展開されている。

『ソードアート・オンライン』は、フルダイブ型VRマシン「ナーヴギア」によって完全な仮想世界へ意識を接続する近未来を描く作品である。

仮想世界での死が現実の死につながる「デスゲーム」を起点に、VR/AR技術と人間の心を巡る物語が広がっていく。

作者は川原礫、イラストはabecが担当する。

レーベルは電撃文庫で、国内外で高い人気と発行部数を誇る。

原作シリーズは本編「SAO」と、アインクラッドを層ごとに描き直す「プログレッシブ(SAOP)」に大別される。

ほかに、他作家によるオルタナティブ(外伝的スピンオフ)やIFアンソロジーも存在する。

SAO(アインクラッド)事件

西暦2022年、世界初のフルダイブ型VRMMORPG「ソードアート・オンライン(SAO)」の正式サービスが開始される。

しかし開発者・茅場 晶彦によってログアウトが封じられ、ゲーム内で死亡すると現実でも死亡するデスゲームであることが宣言される。

舞台は100層からなる浮遊城アインクラッド。

攻略条件は最上層100階にいるボスを倒しゲームをクリアすることだけである。

主人公キリトは、ベータテスト経験者であることから孤高のソロプレイヤーとして最前線を駆け抜ける。

やがてアスナら仲間と出会い、ギルドや犯罪者プレイヤーとの軋轢を乗り越えながら、生き残りとゲームクリアを目指す。

フェアリィ・ダンス編(ALO)

SAO事件が終結して約2か月後。

キリト桐ヶ谷 和人)は現実世界に帰還するが、アスナを含む300人は依然として意識不明のままだった。

その背後には、アスナの父の会社「レクト」でSAOサーバーを利用した違法実験を行う須郷 伸之の陰謀がある。

和人は妖精世界を舞台にしたVRMMORPG「アルヴヘイム・オンライン(ALO)」にダイブし、アスナ救出に向かう。

ALOでは空を飛ぶ妖精たちの世界で、リーファ(和人の義妹・直葉)やユイと共に「世界樹」攻略に挑む。

ゲーム内政治や企業の思惑も絡む中、キリトは再びVR世界で走り続ける。

ファントム・バレット編(GGO)

SAOクリアから1年後の2025年末。

銃器が主役のVRMMOFPS「ガンゲイル・オンライン(GGO)」で、ゲーム内で撃たれたプレイヤーが現実世界で死亡する謎の事件が発生する。

総務省の菊岡 誠二郎から調査を依頼されたキリトは、GGOにダイブし謎のプレイヤー「死銃(デス・ガン)」の正体を追う。

そこで出会うのが、過去のトラウマを克服するためにGGOをプレイする少女スナイパー・シノンである。

二人は最強ガンナーを決める大会「バレット・オブ・バレッツ(BoB)」に挑み、死銃の真相へ迫る。

事件はSAO時代の殺人ギルド「ラフィン・コフィン」とも深くつながっていく。

マザーズ・ロザリオ編

GGO事件から数週間後の2026年。

ALOに現れた謎の剣士「絶剣」ユウキは、1対1のデュエルで無敗の実力者として注目を集めていた。

アスナユウキに挑むが敗北し、やがて彼女のギルド「スリーピング・ナイツ」に協力することになる。

気の合う仲間たちとの交流の裏で、ユウキたちには現実世界の重く切ない事情が隠されていた。

仮想世界を介した友情や家族のかたちを、アスナ視点で描いた感情的なエピソードとして知られる。

劇場版:オーディナル・スケール

2026年4月、VRではなくARマシン「オーグマー」が一大ブームとなる。

オーグマー専用ARMMORPG「オーディナル・スケール(OS)」では、現実の街に出現するモンスターと戦う新感覚のゲームが流行していた。

キリトの仲間たちがOSで遊ぶ中、旧SAOボスが現実空間に再現されるという異常事態が始まる。

やがてSAO帰還者の記憶を狙った陰謀が浮かび上がり、キリトは再び戦いへ身を投じる。

アリシゼーション編

GGO事件から半年後の2026年。

キリトは謎の企業「ラース」が開発した次世代フルダイブ機「ソウル・トランスレーター(STL)」のテストダイバーとしてアルバイトをしていた。

ある夜、キリトは「死銃」の共犯者に薬物を注射され昏睡状態となる。

目覚めた彼がいたのは、現実と見分けがつかない精緻な仮想世界「アンダーワールド(UW)」だった。

UWではキリトは少年ユージオや幼なじみのアリスと関わりながら、世界の仕組みと自らの帰還方法を探る。

現実世界では菊岡たちが進める軍事AI計画「プロジェクト・アリシゼーション」の全貌が明らかになっていく。

アンダーワールド大戦編

公理教会の支配者アドミニストレータとの戦いを辛くも制したものの、ユージオは死亡しキリトは精神機能を喪失する。

アリスは無反応となったキリトを連れて故郷の村で隠遁生活を送っていた。

しかし、人界と暗黒界の全面戦争が迫る中、アリスはキリトを連れて戦場へ舞い戻る。

現実では「オーシャン・タートル」が襲撃され、アスナキリトとアリスを救うためUWに女神としてログインする。

闇の皇帝ベクタとなったガブリエル、殺人鬼PoHらが大戦を混乱に陥れる。

世界中のVRMMOプレイヤーが巻き込まれ、心意と魂を賭けた総力戦が展開される。

ムーン・クレイドル編

大戦終結後のUWでは、人界と暗黒界の住民が交流を始めるが、すぐに平和が訪れるわけではない。

人界代表となったキリトは、技術導入によって争いの再発を防ごうと奔走する。

そんな中、本来起きないはずの殺人事件が発生し、UWに新たな謎と緊張が走る。

キリトは整合騎士見習いロニエと共に事件の真相を追う。

ユナイタル・リング編

UWから現実へ帰還して約1か月半後。

ALOにログインしていたキリトアスナ、アリスたちは、突然「ユナイタル・リング(UR)」という謎のサバイバルゲームへ強制コンバートされる。

URは、数多のVRMMOが融合したような極限オープンワールドで、死亡したプレイヤーは二度とログインできない。

キリトたちは拠点「ラスナリオ」を築きながら、過酷なサバイバルと並行してUWへの侵入者という新たな問題にも対処していく。

キリト(桐ヶ谷和人)

本作を通しての主人公で、「黒の剣士」の異名を持つVRMMOプレイヤー。

高い反射神経と状況判断、そしてゲームへの深い理解を武器に数々の事件を乗り越えていく。

SAO事件の生還者であり、事件後もGGOやUWなど多くの仮想世界の危機に巻き込まれる。

基本的にはソロ志向だが、仲間を守るためなら命を賭けるタイプである。

アスナ(結城明日奈)

本作のメインヒロインで、「閃光」のアスナとしてSAOでは最強ギルド「血盟騎士団」の副団長を務めた。

リアルでは良家のお嬢様だが、SAOをきっかけに自分の意思で生きることを選び始める。

キリトとはSAOで出会い、恋人となってからはどの編でも精神的支柱として彼を支え続ける。

剣技と指揮能力に優れ、マザーズ・ロザリオ編では彼女自身が主人公格として描かれる。

ユイ

アインクラッド第22層でキリトアスナが出会った少女。

二人を「パパ」「ママ」と呼び、仮想世界の中で家族のように暮らす存在となる。

その正体はプレイヤーのメンタルケア用に作られたSAOのサポートAI。

以後もシステムアクセス能力を活かして、様々な場面でキリトたちを助ける。

リーファ(桐ヶ谷直葉)

フェアリィ・ダンス編のヒロインであり、和人の義妹。

ALOではシルフ族の剣士・リーファとしてプレイしている。

兄への複雑な想いと、SAO事件への罪悪感を抱えているが、ALOでキリトと行動する中で自分の感情と向き合っていく。

以後もパーティメンバーとして活躍し、槍と回復を活かした万能型の戦闘スタイルが特徴。

シノン(朝田詩乃)

ファントム・バレット編のヒロインで、GGO最強クラスのスナイパー。

幼少期の事件による銃へのトラウマを克服するため、あえて銃の世界に飛び込んでいる。

冷静な狙撃手だが、心の奥には不安や自己嫌悪を抱えており、キリトとの共闘を通じて過去と向き合う。

後にALOにも参加し、弓や銃を使った奇襲役として仲間を支える。

ユウキ(紺野木綿季)

マザーズ・ロザリオ編のヒロインで、「絶剣」の異名を持つALOプレイヤー。

圧倒的な実力と天真爛漫な性格で、多くのプレイヤーを魅了する。

現実では難病のため無菌室からメディキュボイドでログインしており、限られた時間を仮想世界で仲間と過ごしている。

アスナとの出会いは、シリーズでも屈指の感動エピソードとして語られる。

アリス(アリス・ツーベルク)

アリシゼーション編のヒロインで、UW人界の少女。

幼少期からキリトユージオの幼なじみとして暮らし、禁忌目録違反で公理教会に連れ去られる。

後に整合騎士として再登場し、高度な武装完全支配術を操るトップクラスの戦士となる。

心意の強さと責任感が強く、UWと現実の橋渡し役としても重要な立ち位置にいる。

ユージオ

UWにおけるキリトの親友で、アリスの幼なじみ。

最初は「刻み手」として巨大な樹を伐る仕事をしていたが、アリスを救うため剣士の道を選ぶ。

穏やかで優しい性格だが、芯が強く重要な局面で大きな決断を下す。

アリシゼーション編の感情的な軸の一つを担うキャラクターである。

そのほかの主要キャラ

シリカは竜の使い魔ピナを連れたビーストテイマーで、キリトに命を救われたことで深い信頼を寄せる。

リズベットはハンマーを振るう鍛冶屋で、キリトの愛用武器を鍛えた職人にしてアスナの親友である。

クラインキリトが正式サービス開始直後に知り合ったバカ正直な兄貴分。

エギルは屈強な戦士にして商人、現実ではカフェのマスターとして仲間たちの溜まり場を提供している。

敵側として特に重要なのが、全ての始まりの男・茅場 晶彦である。

また、総務官僚の菊岡 誠二郎は、キリトをたびたび事件に巻き込みつつも重要な情報を与える裏のキーマンとなっている。

VRマシン

ナーヴギア

茅場 晶彦が設計した初の民生用フルダイブVRマシン。

脳に直接電磁パルスを送って五感情報を書き換え、仮想世界を完全に体験できる。

SAO事件では、この機械が高出力パルスでユーザーの脳を破壊できるよう改造されていた。

結果として多くの犠牲者を生み、技術史上最悪の事件として記録される。

アミュスフィア

ナーヴギアの改良版で、安全性を大幅に高めた後継機。

殺傷レベルの電磁パルスは物理的に出せない設計となり、主にエンタメ用途で普及した。

解像度など一部性能はわずかに低下したが、社会的信用を得たことでVRMMOの再興に貢献した。

ALOをはじめ多くの一般向けVRタイトルはこの機種でプレイされる。

メディキュボイド

医療用に開発されたフルダイブ装置で、ターミナルケアや長期治療に活用される。

体感覚の遮断精度が高く、痛みの軽減などにも有効とされる。

ユウキたち難病患者が仮想世界で過ごすためのライフラインとしても描かれる。

VR技術の「慈善的」側面を象徴する存在である。

オーグマー

現実世界を舞台にしたARマシンで、覚醒状態のまま使用するウェアラブルデバイス。

ARゲーム「オーディナル・スケール」と共に爆発的な人気を獲得する。

表向きは安全だが、内部はナーヴギアに近い構造を持ち、フルダイブ化や危険な利用も理論上は可能。

劇場版ではこの特性が物語のキーとなる。

ソウル・トランスレーター(STL)

人間の魂にあたるフラクトライトへ量子的にアクセスする次世代フルダイブ機。

現実世界の脳神経ではなく、魂そのものを読み書きするというコンセプトで設計されている。

UWの構築や人工AIの育成に使用され、アリシゼーション編の根幹技術となる。

茅場の研究から始まり、「ラース」が発展させた形とされる。

主要VRMMO・ARゲーム

ソードアート・オンライン(SAO)

世界初の本格VRMMORPGで、浮遊城アインクラッドを舞台にした近接戦闘特化のゲーム。

あえて魔法要素を排し、「ソードスキル」と呼ばれる必殺技システムに比重を置いている。

生還者は「SAOサバイバー」と呼ばれ、社会的にも特別視されている。

事件そのものが、後のVR技術と規制、世論に大きな影響を与えた。

アルヴヘイム・オンライン(ALO)

SAOのサーバーを流用して作られた妖精ファンタジー系VRMMORPG。

空を飛ぶシステムや多彩な魔法、9種族の妖精など、自由度の高い世界観が人気を集める。

事件発覚前は非人道的実験の隠れ蓑となっていたが、その後は健全な運営に移行。

浮遊城アインクラッドの再実装など、大規模アップデートも行われた。

ガンゲイル・オンライン(GGO)

銃器を中心とした最終戦争後世界を舞台にしたVRMMOFPS。

リアルマネートレードが認められているため、プロガンナーや金策目的のプレイヤーも多い。

着弾予測円や弾道予測線など、ゲームとしての「避けやすさ」を補助するシステムが特徴。

死銃事件、本編スピンオフ『ガンゲイル・オンライン』の主要舞台となっている。

アスカ・エンパイア

和風テイストのVRMMORPGで、日本国内ではALOに次ぐ規模を持つ。

大きな不祥事がなく、堅実な運営からプレイヤーの信頼も厚い。

短編「Sister's Prayer」や、スピンオフ『クローバーズ・リグレット』で舞台として使われる。

オーディナル・スケール(OS)

ARマシン「オーグマー」専用のARゲーム。

現実世界にモンスターやアイテムが出現し、プレイヤーは生身の身体で戦う。

ステータスではなくランキングに応じて強さが変化するシステムが特徴的。

現実の運動能力が高いプレイヤーほど有利になる。

ユナイタル・リング(UR)

「ザ・シード」規格の複数VRMMOからプレイヤーが強制コンバートされた謎のサバイバルゲーム。

死亡するとそのプレイヤーはURから永久追放される超高リスク仕様である。

中央円を中心に広大なオープンワールドが広がっており、詳細は未だ未知の部分が多い。

キリトたちの新たな挑戦の舞台として、第5部の軸となる。

ザ・シード

茅場 晶彦が残した、誰でもVRMMOを構築できるフリーのVR開発パッケージ。

これがネットに放たれたことで、世界中に無数のVR世界が誕生した。

VR文化の爆発的発展をもたらした一方、テロや犯罪利用という暗い側面も抱える。

コンバートシステムなど、シリーズの技術的基盤の多くがここから派生している。

プロジェクト・アリシゼーションとアンダーワールド

フラクトライトとライトキューブ

フラクトライトは、人の魂に相当する揺らぐ光量子の集合体という設定である。

これを保存するメディアが「ライトキューブ」で、数十億キュービットの情報を持つ。

ライトキューブを大量に格納したライトキューブ・クラスターが、UWの人口上限を決める。

人間型AIたちは、ここに宿るフラクトライトとして生まれ育つ。

アンダーワールド(UW)

ザ・シード技術で構築された広大な仮想世界。

人界と暗黒界、さらに外大陸や惑星規模の世界へと拡張されていく。

時間加速により、現実の何倍もの速度で歴史が進むのが特徴。

「心意」や「神聖術」など、精神力を直接システムに反映させる独自ルールが存在する。

人界は四帝国と公理教会によって支配され、禁忌目録による厳しい統制が敷かれている。

暗黒界には多種多様な亜人と人間が暮らし、人界と長年対立してきた。

整合騎士と心意

整合騎士は、公理教会の最高戦力にして人界最強の武官たち。

神器と武装完全支配術を操り、心意の強さで常識外れの力を発揮する。

心意は「自分はできる」という強いイメージが物理法則を上書きするような力として描かれる。

キリトやアリス、ユージオらは、この心意を駆使して常識外の戦闘を繰り広げる。

原作小説

ソードアート・オンライン(本編)は電撃文庫より刊行されており、2009年に第1巻が発売された。

ウェブ小説版をベースにしつつ、大幅な加筆修正や新エピソードが追加されている。

アリシゼーション編までは主に旧Web版の物語が軸となり、第21巻以降のユナイタル・リング編は書籍オリジナル展開となる。

2024年時点で本編は20巻台後半まで刊行されている。

ソードアート・オンライン プログレッシブは、アインクラッド第1層から攻略を詳細に描き直すシリーズ。

キリトアスナの関係をより丁寧に描き、ゲーム内社会や攻略組の事情にも深く踏み込んでいる。

スピンオフ・アンソロジー

ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインは、時雨沢恵一が手がけるGGO舞台の外伝。

小柄なプレイヤー・レンと殺戮マシン・ピトフーイとの危険なゲームを描く。

オルタナティブ クローバーズ・リグレットは、和風VRMMO「アスカ・エンパイア」が舞台。

プレイヤーたちのドラマと陰謀を描く別視点の物語である。

IF公式小説アンソロジーでは、他作品とのクロスオーバーや「もしも設定」の短編が多数収録されている。

『魔法科高校の劣等生』とのコラボストーリーなども含まれ、遊び心の強い一冊となっている。

漫画

SAO本編の各章は、複数のレーベルでコミカライズされている。

アインクラッド、フェアリィ・ダンス、ファントム・バレット、マザーズ・ロザリオ、キャリバー、アリシゼーションなどが順次漫画化された。

「プログレッシブ」も比村奇石らによってコミカライズされ、層ごとのエピソードをじっくり描いている。

ほかに、4コマギャグの『そーどあーと☆おんらいん。』や、女子キャラ主体の『ガールズ・オプス』など、作風の異なるコミックも多い。

新たにアインクラッド編を再構築する『Re:Aincrad』や、『ユナイタル・リング』の漫画版も連載中。

各コミカライズごとに絵柄や解釈が異なり、読み比べも楽しめる。

アニメ

TVアニメは第1期で「アインクラッド編」「フェアリィ・ダンス編」、第2期で「ファントム・バレット編」「キャリバー編」「マザーズ・ロザリオ編」が映像化された。

その後、長編「アリシゼーション編」が複数クールにわたってアニメ化されている。

劇場アニメとして『オーディナル・スケール』が2017年に公開された。

さらに、「プログレッシブ」を基にした劇場版もシリーズとして制作され、アインクラッド序盤をアスナ中心で描き直している。

ゲーム

家庭用ゲームでは、PSP『インフィニティ・モーメント』を皮切りに、Vita/PS4/Steamなどで多数のRPGタイトルが発売されている。

『ホロウ・フラグメント』『ロスト・ソング』『ホロウ・リアリゼーション』『フェイタル・バレット』『アリシゼーション リコリス』などが代表作である。

スマホゲームもRPGやアクションRPGを中心に複数展開されており、『インテグラル・ファクター』などはSAO事件をプレイヤー視点で追体験できる。

アーケードゲームやボードゲーム、カードゲームといった卓上系作品も登場している。

また、他社ゲームとのコラボも非常に多く、『パズドラ』『モンスターストライク』『白猫プロジェクト』『PSO2』など多数のタイトルにゲスト参加している。

実写ドラマ企画

ハリウッドではスカイダンス・メディアによる実写テレビドラマ企画が進行していると報じられている。

配信権はNetflixが取得済みで、主要キャストはアジア系俳優を起用する方針が示されている。

イベント・コラボ

IBMやNTTドコモと組んだVR体験イベント「ザ・ビギニング」「レプリケーション」など、現実で「フルダイブ体験」を模した試みが行われている。

また、体験型展示『エクスクロニクル』や美術展「THE ART OF SWORD ART ONLINE」など、作品世界を多角的に見せるイベントも開催された。

大阪の「SAO cafe」などのコラボカフェでは、キャラクターをモチーフにしたメニューや限定グッズが提供されている。

リアル謎解きゲームやコラボドラマCD、ARスタンプラリーなど、ファンが“リアルでSAO世界に触れる仕掛け”も多数用意されている。

誕生の経緯

本作はもともと、電撃小説大賞に応募しようとして書かれた作品だったが、枚数超過のため応募できなかった。

そこで作者が「九里史生」名義の個人サイトで無料Web小説として公開し、長期連載となった。

その後、『アクセル・ワールド』が電撃小説大賞を受賞したことをきっかけに、編集者の提案で『SAO』も書籍化される。

オンライン小説から商業ライトノベルへと“コンバート”された代表的成功例のひとつである。

制作にあたっては、『ウルティマオンライン』『ラグナロクオンライン』といったMMORPGからの影響が語られている。

また、押井守監督の映画『アヴァロン』の「ゲームと現実の境界」描写もインスピレーション源として挙げられている。

評価・受賞歴

原作小説の累計発行部数は国内で1000万部を超え、世界累計では3000万部以上に達しているとされる。

海外翻訳版も十数か国以上で刊行され、国際的な人気シリーズとなっている。

『このライトノベルがすごい!』では長年にわたり上位にランクインし、2012年・2013年版で作品部門1位を連覇した。

2020年版では「2010年代総合ランキング」1位となり、殿堂入り作品として扱われている。

オリコン上半期本ランキングでは、第21巻がライトノベルとして初めて「文庫部門」総合1位を獲得。

メディアミックスとしてもアニメ・ゲーム・イベントのいずれも高い商業的成功を収めている。

(編集履歴を見る)

(最後の編集時間: 2025年12月20日17:59)

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